【2月の運勢】タロット3択と星のメッセージ

こんにちは。占い師のまーみんです。

年明けから悲しいニュースが続いておりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

落ち着かぬ日々を過ごさざるを得ない方もいるかと思いますが、どうか無理なくいられることを祈っております。

また、健やかな日々を送られている方も、引き続き穏やかでいられますように。


さて、あっという間に2月に突入してしまっておりますが、遅ればせながら今月の運勢予報をお届けいたします。


散らばって、まとまっていく

 


まず、月全体を包むムードに関してお伝えできればと思うのですが、今月は月の前半〜中盤にかけて「革命」が、中盤〜終盤にかけて「秩序」の動きが強まる印象を受けています。

というのも、今月は2/10に水瓶座の部屋で新月が、2/24には乙女座の部屋で満月がおこります。また、天体のうえでも先月1/21に水瓶座の部屋に冥王星がinしたこともあり、「水瓶座的な要素」に大きく変化が出やすいタイミングとなっています。

水瓶座、もとい水瓶座の守護星である天王星は「革命」を司る星です(冥王星は死と再生を司ります)。その他にも、水瓶座は以下のようなキーワードに縁があります。


革命 / テクノロジー / 技術革新 / 発明 / イノベーション / 奇想天外 / ネットワーク / コミュニティ / 独立 / 解体 / フリーランス / メディア / 科学者 / 発見 / 天然 / 無邪気さ ……etc


ここ数週間、旧態的なメディアに関する色々なニュースが飛び交っていますが、こうしたもの——例えばメディアとしての「テレビ」の瓦解であったり、体制的なものからの独立が加速したりといった世相は、まさに冥王星水瓶座期っぽさがあります。

12星座の中でも、水瓶座は魚座と並んで特異なキャラクター性を持っているのですが、言葉を選ばずにいうとやっぱりちょっと(かなり)変わっているんですよね。魚座が宇宙人だとしたら、水瓶座はクラスにいる「めっちゃ変わった子」という感じで。

みんなが当たり前にやっていること・薄々気づいていたけど誰も指摘してこなかったことに対して「先生!てか、これ意味なくないですか? 」と確信を突いたり。「誰もやらないから、こんなん作ってみたんだけど、どうすか?」とめっちゃ便利な発明を急にこしらえていたりと、そういう“良い意味での空気の読まなさ”があるんです(「空気を読めない」ではなく、意図的に「読まない」ということです)。

そもそも2020年からこの先200年間は大きな括りで水瓶座の時代になっているので今に始まったことではないのですが、月間単位の短いパートで見ても、今月はそういう「水瓶座感」があるのです。

で、水瓶座による指摘・解体・分解の力が働いた後にやってくるのが、乙女座の満月です。

乙女座は「整理の星」なので、この流れは非常に、というか綺麗すぎるくらい綺麗な流れなんですね。

水瓶座がわーいわーいと(かつ無邪気に本質を突きつつ)分解を行った後に、「はいはい...私がちゃんと片付けて整理しますよ」と乙女座が出てくる感じです(ちなみに、これは水瓶座の方は片付けができないとか、乙女座の方はもれなく整理整頓が上手であるとか、そういう意味ではないので悪しからず。わかりやすくするための星座&天体の擬人化だと思ってください)。

人によってグラデーションはあれども、満月の前後あたりには整理整頓が進みやすくなるし、話がまとまってくる。管理が行き届き、準備が整ってくる。散らばったものが、まとまっていく。そんな動きの1ヶ月になりそうです。


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さて、ではリーディングに入ります(前置き長くてすみません)。

すでに今月の運勢を占ってもらった方、個別鑑定の予定がある方は、その内容を優先してください。

まだ今月の運勢をみていない方は、ぜひお楽しみください🌷


では、深呼吸をして、リラックスした状態で。
3枚のカードの中から1枚だけ選んでみてください。


3枚のタロットカード

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左のカードを選ばれた方

スターのカード アップライト

  • メインカード:スター アップライト
  • 補助カード:ペンタクルの9 リバース
  • アドバイスカード:ムーン リバース


左のカードを選ばれた方は、自分の力で目標を掴む・掴める一ヶ月になりそうです。

このリーディングをしたとき、「うわー、すごい」と思わず声が出てしまいました。

というのも、左のカードを選ばれた方に対しては「願いが叶う」印象をすごく強く受けたから。

また、それも「なんとなく適当にやっていたら棚ボタ的に叶っちゃった!」とかではなく、ちゃんと狙いに行って、実力を使って掴みにいく感じなんです。

ペンタクルの9がリバースで出ていることもあって、周りからのアシストとか、エコ贔屓とかもなく、自分で獲りにいく感じがより強く出ています。

これまで着々と頑張ってきたあなたにこれ以上伝えることは特にないのですが、まずここまでおつかれさまでしたという言葉は贈らせてください。

今まで通りやっていくだけで大丈夫なのだけれど、そのうえで+αの何か添えるとしたら、適度に休むことも意識してみてくださいね。ゴールはもうすぐ近くにありそうだから、疲れ果ててしまっている方も、どうか希望を捨てないでいてほしいです。

ちなみに、アドバイスに出たムーンのカードは「明けない夜はないよ」「もうすぐ、不安の霧が晴れていくよ」という意味合いがある札です。アドバイス的に読むとしたら、「過度に不安になりすぎないように」といったところでしょうか。

見通しが立たない状態でいると、人は往々にしてネガティブな方向に考えてしまいがちです。が、不安がってもわからないことはわからないし、実際に起こっていないことに対してモヤモヤし続けるのは非常にもったいないことです。

人は強い生き物ではないから、そうなってしまうことを否定するわけじゃないのだけれど、もし不安全開モードに入ってしまったら、意識的に考えるのを打ち切ってください。「寝る」「体を動かす」「外に出て歩いてみる」とか、マイナスのマインドが進行しないようにフィジカルで遮断するのがおすすめです。



 

中央のカードを選ばれた方

ペンタクルの5 リバース

  • メインカード:ペンタクルの5 リバース
  • 補助カード:ハングドマン リバース
  • アドバイスカード:カップのエース リバース


中央のカードを選ばれた方は「救いの手を取れる一ヶ月」になりそうです。

もしかしたら、このカードを選ばれた方は孤軍奮闘状態にあったというか、辛く苦しい気持ちを一人で噛み締めるしかない状況にあったのかもしれません。

仲間もいないし、相談もなかなかできない。周りに人がいたとしても、すぐに頼れるような環境ではない——そんなわだかまりを抱えてきたような感じも受けました。

ただ、そんな環境に手を差し伸べてくれる人、あるいはあなたにとって“心温まれるような場所”が見つかっていきそうです。また、あなた自身もその手を払いのけることなく、素直に飛び込んでいけるでしょう。

一方で、その場所を見つけたり、救いの手を差し伸べてくれる人に出逢ったりするまでには、「えいやっ!」と大きく動く必要はありそうです。現状を変えるためには、やはり勇気も必要なので、そのことだけ頭の片隅に入れておいてください。

そして、アドバイスで出たのはカップのエースでした。

色々な読み方があると思いますが、私はこれを見て「感情に蓋をするのはやめてね」ということかな、と感じています。

寒々しい夜道を歩くあなたに、誰かが手を差し伸べてくれた。そして、教会へと迎え入れてくれた。温かな部屋に入った途端に安心したあなたは、これまで溜め込んできたフラストレーションが一気に決壊して、涙がわんわんとあふれ出す——そんなイメージです。

ちなみにこれは、なにも悲しみだけではなくて、嬉しいことも、驚いたことも、怒りも、感情すべてにおいて、です。

この札を選ばれた方は、ここまで強くやってきたというか、耐え忍んできた感じを受けていて。

その過程で、心のどこかが、きっとかじかんだままになってしまっている部分もあると思います。だから、温かい人と場所に触れて、その痺れを取ってあげて欲しいです。

暮らしにおいても、自分が思わず伸びをしたくなるようなリフレッシュを取り入れてみてください。

自分が伸びをしながら大きく深呼吸している絵を思い浮かべて、もしそのイメージがカフェだったら、似たような雰囲気のカフェに出かけてみるとか、そういうチョイスの仕方もおすすめです。

 


 

右のカードを選ばれた方

カップの2 リバース
・メインカード:カップの2 リバース
・補助カード:ソードの2 アップライト
・アドバイスカード:デス リバース

右のカードを選ばれた方は、自分の中で吟味する一ヶ月になりそうです。あちらを取るべきか、こちらを取るべきか……と選択肢を見比べて、判断に熟慮している最中なのかもしれません。

このカードを選ばれた方は、意識的であるか無意識的であるかは別にせよ、すごく静かな思考が動いている印象を受けました。

慎重に判断したい局面にあり、なおかつ「相談しないで一人で考えたい」気持ちが感じられます。また、もしかしたら警戒心が高まっている方も多いのかもしれません。

もしあなたが、慎重に考えを巡らせている最中であるならば、引き続きその調子でOK。

反対に、もし行き当たりばったりであるとか、あまりちゃんと考えていないことがあって......みたいな状態だとしたら、慎重に吟味しましょう。

また、誰かに話しすぎないこと・手の内をすべて明らかにしすぎないこともキーになりそうです。

もし深掘りされそうな状況——例えば一対一の対話などを迫られそうになったら、一旦リスケジュールして延期してみる、というのも一つの手です。あなた自身に納得感があって、なおかつ心の準備が整った段階で話し合いの場を設ける、という方針を心がけるとよいでしょう。

そして、この札を選んだ方へのアドバイスは「脱皮」です。

脱皮する過程、あるいは脱皮直後に痛みを伴うことを、当然のものとして認識しておくことが大切になりそうです。きっと、吟味を行う過程ではメリットやデメリットを突き合わせて考えることもあると思いますが、完全無比な正解というものはこの世に存在しません。

どれもみな一長一短があり、リスクの差が多少異なるくらいです。

ですから、その認識をもったうえで吟味することを心がけてみてください。あまりにも損失を回避しすぎようとすると、きっと何も選べなくなってしまうし、余裕も無くなるから。

あえてリスクを取る必要はないけど、どっちを選ぶにしろマイナスはあるもんだよねと、そういう諦念も持つようにしておいてください。その方が、きっと気持ちが楽になるはずだから。



以上、今月のリーディングでした。

どの札を選んだ方も、「ここまで気力を使い果たしてきた」ような感じがあるので、積極的にリフレッシュの時間を取るようにしてみてくださいね。寒い日が続きますので、どうかご自愛なさってください。

それでは、今月も素敵なひと月になりますように☽

 


marmin.

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