2024年3月10日:魚座新月のメッセージ

3/10 18:02〜 魚座新月


明日、3月10日は魚座新月の日。
雪解けが始まり、あたたかい春が到来する合図です。

今回の魚座新月は、一言で言ってしまえば「境界が溶けて、解き放たれる」ということに集約されるのですが、その前にまず魚座の世界について改めてお話できればと思います。

 

どこまでもボーダレスな、特異な星



さかのぼること46億年前、生まれたばかりの地球はマグマに覆われていました。

また、空には窒素や二酸化炭素、蒸気などのガスが充満していたそうで、それはもうカオスそのものだったかと思います。

しかし、時間の経過と共に地球のほてりは冷めていきました。

そして熱が冷めていく中で、大気中にあった水蒸気が雨粒となって地上に降り注ぎ、地球規模での「大梅雨時代」が到来します(※そんな時代名称はもちろんないです)。

この世界規模の土砂降りによって生まれた、大きな水たまり。これが海のもとになった、とされています。

当然、この“原始の海”はガスや塵など色々なものを含んだ水たまりです。

しかも、温度が下がったとはいえ地上はまだ熱かったでしょうから、マグマが残っていたり、色々なガスもそこかしこから噴き出ていたのかと思います(見てないのでわかりませんけども)。

で、そういうゴチャゴチャっとした不純物なりを含んで、海はどんどん拡大していきました。

やがて、海に含まれた物質が化学変化を起こしたり、菌のような生物が生まれたりして、そこから海藻が生まれます。

光を浴びた海藻は酸素を生み出し、酸素は海から地表へと立ち上る。そして、酸素は大気中に放たれて紫外線と反応を起こし、その結果オゾン層というフィルターが生まれます。

オゾン層は遮光カーテンのようなものですから、強すぎる紫外線を適度にブロックしてくれるんですね。

これまでの陸はといえば、やれマグマだのガスだの、強すぎる日差しやらで、とてもじゃないけど生き物が過ごせる環境じゃありませんでした。

けど、日除けができたしなんだかイケそうだぞ、ということで植物が陸に上がっていったのです。

ここまでで既に42億年程度が過ぎていますが、地上含めて植物が増えたことで、ここからさらに環境がマイルドになっていきます。

そして、その過程で魚類が生まれ、陸上にあがり......という流れで生物が進化していきました。

これはあくまで科学の立場での推測に過ぎず、誰も目にしたことがないので真実はわかりません。

ただ、私たち人間の体を構成する元素は、海水の組成とよく似ているといわれています。

赤ちゃんが浸かっている羊水も海水とほとんど同じようですから、そういう意味でこの仮説は確からしいといえます。


さて、急にずらずらと地球史について話してしまいましたが、この海の成り立ちは魚座の世界を理解するのにすごくわかりやすい例だったりします。

生物、というか生きとし生けるものは、海から始まって海に還る。そこには綺麗なものも不純物も含まれた状態で、すべてがひとつになっている。

これが魚座的な世界観です。

だから占星術の世界では、魚座は「混沌」を司るとされています。

ただ、同時にすべてを受け入れるその度量の深さから「愛」や「信頼」の星ともされています。

そしてもう一つ、魚座は「死、あるいは死後の世界」「霊的なもの(スピリチュアル)」「宇宙」の象徴ともされています。

先ほどの海の話に少し戻りますが、世界各国には風習として川や海に遺体を流したり、散骨したりする地域があります。

また、仮に土に埋葬されたとしても、遺体は土中の生物によって分解され土に還り、エコシステムの中に組み込まれます。

エコシステムのサイクルは、言わば陸・海・空をぐるぐると回る営みですから、そういう意味ではどこで息絶えても結果的に海に還ることにはなっているわけです。

自死をするのに海を選ぶ方が一定数いるのも、そこには「還る」ための何かを本能的に感じとっているから海を選ばれるのかもしれません。

何が言いたいかというと、そういうものを含めて海は「還る場所」としての機能を持ちます。

海は生きている生物も多くいますし、観光場所としても栄えます。しかし、一方でその海中には“亡き者”もたくさん漂っていて、それが共存している場所なわけです。

そして、こうした「混沌」であるとか「海」といった魚座の性質にすべて共通しているのが「境界線をもたないこと」です。

先ほど「魚座は混沌を司る」と紹介しましたが、個人的には「境界線を溶かす(もたない)」性質こそが魚座の本質を捉えているように思います。

というのも、魚座に当てはめられている象意として、混沌・海・水・死・死後の世界・香り・オイル・煙・思想・観念・記憶・神秘・愛・詩・音・宇宙などが挙げられますが、これらはほぼすべて「境界をもたないものたち」だからです。

元々、海は大きな水たまりだったわけで、そこに区切りなんてものはありませんでした。

今でこそ各国が海域を定めたりしていますが、あくまで人が決めたものでしかなく、本来はボーダレスなものです。

だから、魚たちは区切りなんて気にせずに、広い海を自由に泳ぎまわります。

魚座の世界は、そんな果てしなく自由なフィールドなのです。

 

Care

 


毎度のことで前置きが長いのですが、以上が魚座の世界の片鱗でした。

なんとなく掴んでいただけたでしょうか。

(魚座ですから、「なんとなく」が特に大事です)

新月は物事の始まりを示すものだとされていますが、今回の新月は春の季節も相まって、よりスタートに適しているような感じがあります。

ただ、魚座の新月ですから「おりゃー!はじめるぞー!」というニュアンスではなく、「始まっていくのをただ自然に楽しむ」という方が近しいかもしれません。

そこには無駄な力を入れる必要は全然なくて、海を揺蕩うように“ただ楽しむ”ということが優先されますし、優先してほしいと思います。

また、魚座には「境界線を溶かす」性質がありますから、障壁となっていたものが消失する、という出来事も起こるかもしれません。

例えば「何らかのトラブルで断念していたものが解消されて動き出す」とか、「どこかで止まっていた配送物が再び動き出す」とか。

さらにコミュニケーションの部分に焦点を当てて考えると、「連絡をためらっていた人にも、自然に連絡できるようになる」「なんとなく壁を感じていた人とも打ち解けられるようになった」「わだかまりが解けて、ほっこりできる」とか、そういうことです。

春の星座である魚座の前から順を追って説明するとわかりやすいのですが、そもそも12星座の中でも秋〜冬に位置する星座というのは、実はすごく「修行者」色が強いグループというか。

やっぱり寒い時期というだけあって耐える力が強いし、ちょっとハードになりがちな星座なのです。

具体的には、蠍・射手・山羊座の3つ。この3星座はかなり自分に厳しく、修行僧とかアスリートに近い感覚をもっています(※占星術はすべての天体で人をみるので、この星座の人はみんなこうである!とか、そういうことではありません)。

ただ、秋冬にかけて固まってしまったもの、もう動かないんじゃないかと半ば諦めかけていたものが、この季節になると徐々にほどけてくるんですね。

「こうせねば・こうあるべき」みたいに捉えていたことが「まぁ、それはそれでいいのか」と受け入れられたりもする。

だから、自分にも周りにもやさしく許し合える、雪解けの季節がやっと到来するんだ〜!と、ぜひ明るい気持ちでいてもらえればと思います。



Action



ざっとまとめてしまいますが、この魚座新月前後での開運アクションです。週末の過ごし方のご参考に🌙

  • 予定を決めない外出、余白を残した外出や散歩
  • 「ついウキウキしてしまうこと」をしてみる
  • アロマテラピー・オイルマッサージ・ボイストレーニング(ボイスセラピー)なども◎
  • 線香・キャンドル・香水・精油などの香りものを取り入れる、新調する
  • 寺社・仏閣など神聖な場所への参拝、またご先祖様の供養や死者への弔い
  • ヴィンテージやアンティーク、リサイクルショップなどのユーズド&リユースアイテム
  • 入浴・温泉・温水プールなど(冷たいプールもありですが、「温水」の方が魚座っぽい感じがします)
  • 音楽やダンス、詩・小説・エッセイ、ペインティングなど自由に思想を表現する過ごし方
  • スープや汁物、ドリンクなど、飲み物にこだわってみる


以上、新月のメッセージでした。


自分が住んでいる地域では、ここ最近雨が続いておりましたが、今日は全国的に晴れとのこと。

柔らかい春の陽射しを浴びて、みなさんが明るい気持ちでいられますようにと願っています。

以上、魚座新月のメッセージでした💐



marmin.

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